錬鬼

概要

 読みは「ラルヴァイド」。武具の因子を宿し、武具に変身することのできる種族。武具化のみならず魔力を消費してさまざまな超常の力を操る。物質的な肉体は持っているが概念としては人間と精霊の中間のようなもの。人間よりも寿命(稼動限界)はやや長め。力の強い個体ならば五百年以上生きることもある。大概は動物や幻獣などを模した姿をしているが、中には人間と変わらない外見を持つ個体も存在する。
 体力(≒魔力)を消耗しすぎると武具化できなくなる。逆に、武具形態時に損傷が激しいと魔力による自己修復が完了するまで通常形態に戻れなくなる。その状態で完全に破壊されるか魔力が尽きると死ぬ。
 錬鬼が武具化や異能を維持するには自身の魔力だけでは足りず、基本的に使い手(=魔力の補給源)を必要とする。錬鬼と契約を交わした使い手は「装者(リンカー)」と呼ばれる。錬鬼には個々に相性があり、心を通わせてより深く同調できる相手でなければ装者にはなれない(同調率が低すぎると武具形態の錬鬼を扱うことはおろか、触れることすら困難になる)。なお、錬鬼同士で契約を結ぶ場合もある。基本的に一体の錬鬼が契約できるのは一人のみ。契約はどちらからでも可能だが、解除は装者の側からしかできない。

通称(真名) 外見 武器形態 属性 装者
ノエン・ラッド
(無白・暁光)
人間 太刀 カイアデル・メールズ
フラム
(フラムルージュ)
翼竜 ツヴァイハンダー ロギアス・カーツ
トキ
(カミトキ)
雷鳥 ガントレット ジーマ・タウゼン
シュリ
(セルイーニェイ)
コルセスカ ヴァシル・マスカエフ
アディナ
(アドウェ=レナス)
駒鳥 ワンド シェオネ・リアイナー
パオ
(パイオ=ジァオロン)
ダガー ユイ・リアイナー
クー
(ククルヴァヤート)
水・光 リーゼロッテ
フィル
(フィアルカ=ラミナ)
双剣 アレクシス・シュヴィヒテンブルク

錬鬼の種類

第零世代
(精霊)
錬鬼の前身として生み出されたプロトタイプの生体兵器。次世代と異なり「武器として人に使われる」ことを想定していなかった段階で設計されたため、武器形態を持たず、使い手=装者も必要とせず自らの魔力のみで独立して活動できる。そのほとんどは長い年月の間に失われたが、今なお活動し続けているごく一部の個体は「精霊」と呼ばれ、神に近しい超常の存在として各地で信仰を集めている
第一世代 もっとも初期に製造された個体。単独でも半永久的に活動でき第二世代以降とは比較にならない卓越した性能を誇る代わりに、すべて量産性を度外視して設計された一点物であり複製できない。個体ごとの特性やクセが非常に強く、相性の良い相手でなければ契約はおろか触れることすらも困難なほど。オーバーテクノロジーの産物であり現代の技術では再現できないため、現存する個体数は極めて少ない
第二世代 第一世代のデータを基盤に、量産化が可能な段階にまで調整を施して製造されたデチューンモデル。ランクは「上級」に位置する。汎用性を重視し、誰とでも契約を結べて比較的容易に使いこなせるようになっている。人間型をはじめ、さまざまな種族を模した型の個体が存在する。自己増殖および損壊時の再構築(転生)機能が追加されたが、引き換えに稼働限界は150~200年程度にまで狭まっている
第三世代 第二世代の複製・転生により生まれた個体。世代交代を繰り返すほど錬鬼としての性能は劣化する傾向にあり、不安定かつ個体ごとの差や幅も大きく影響するようになる。一般にヴォラキアの人々が契約している錬鬼のほとんどはこの第三世代にあたり、「下級」ランクに位置する。第一・第二世代に比べると魔力の燃費のよさは数段劣り、契約相手を確保していなければ自らの能力を満足に発揮できない

  • 最終更新:2017-05-27 05:41:15

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